忙しい日常とサステイナブルな生活は両立できない。。。?!
みなさん、お久しぶりです。
今回は神奈川在住、23歳シングルWomanの私が、日々感じていることを少しお話させていただきたいなと思っています。
じつは昨年末に転職をし、1月より新たな職場で働いています。新しい人間関係や業務内容に慣れることに必死で、正直なところここ半年くらいは環境問題への取り組みを怠っていました。以前はというと、Zero Waste生活を目指してプラスチック包装のものはできるだけ避けて、生ゴミも全てコンポストへ、わざわざ少し離れたバルクショップへ足を運んで買い物をしたり、とても熱心にプラスチックフリー生活に取り組んでいました。
しかし、最近自分の行動にふと気づく瞬間がありました。
それは毎週土曜日、不燃物の回収日に1週間分のプラゴミを出そうとした時、
「あれ、前はあんなに一生懸命プラスチックフリー生活を心がけていたのに。日々の忙しさに追われて、いつの間にか普通の生活に戻っている。またプラスチックを平気でゴミに出す生活に戻っている…。」と。
私は大事なことにやっと気づけた気がしました。
・今の日本では、完全な”脱プラ生活”を送るには限界がある
・気合を入れて、常に意識していないとプラスチックが生活にどんどん入ってくる
→では、どうしたらもっと日常的に・もっと当たり前にサステイナブルな生活が送れるようになるのでしょうか。。。
という訳で、9月は各週1つずつサステイナブルな習慣を私の日常生活に取り入れていき、みなさんと一緒にその経過をシェアしていきたいと思います。
フルタイムでお仕事をされながら、家事や育児、副業など毎日忙しくされている人でも無理なくできる、”サステイナブルな習慣”を一緒に実践していきましょう!!
たった10円の募金を1万人の人がしたら、総額は10万円になります。
どんなに些細なことでも、一人ひとりが行動するとそれは大きなムーブメントとなり、いつかは世の中を動かす機動力になると私は信じています。
自分1人の行動が世の中を、地球を良くすることに繋がる。
さあ、私と一緒に”行動”していきましょう。
プラごみのリサイクル率は衝撃の低さだった!?|数字で見るプラスチックごみ問題の現状
Q. 突然ですが一つ問題です。
これまでに生産されたプラスチックのうち、何%がリサイクルされているでしょうか?
A. 正解は「9%」
なんとリサイクルされているプラスチックは生産量の10%以下なのです!
日本では基本的に、プラスチック類は燃えないゴミとして分別した上でゴミに出すところがほとんどですので、きちんと他のごみと分けてゴミ出ししているのだから、もっと高い割合でリサイクルに回されていると思っていた方が多いのではないでしょうか。
私自身も、まさかこれほど低い数字だとは予想しておらず、かなり衝撃を受けました。
そこで今回は、プラスチックごみの現状とこれからの動向について取り上げていきます。リサイクルされていない残りの約90%のプラスチックゴミは一体どのような道のりを辿るのか見ていきましょう。
2050年には120億㌧のプラスチックが埋立または自然投棄に?!
①廃棄量の推移
プラスチックが開発され、世の中に普及し始めたのが1950年。その年から2015年の間で生産されたプラスチックは83億tを超え、そのうちの63億tがゴミとして廃棄されています。※米ジョージア大学研究チーム推計より
さらに衝撃の事実はそれだけでなく、回収されたプラスチックのなんと79%がゴミとなって埋め立てられたり、海洋などへ投棄されているというのです!!
現時点で63億tにものぼるプラスチックごみ。
これから先10年後、20年後は一体どれくらいのプラスチックが生産され、廃棄されていくのか、2050年までの推移予測を表したグラフがこちらです。
このグラフのように、私たちが今のペースで生産と消費を続けていると、なんと2050年には120億tものプラスチックごみが発生すると予測されています!!
近頃、研究者らによって30年後には海に魚の数よりもゴミの方が多くなるということが見込まれていますが、120憶tのゴミを想像すると、その推測にも疑いの余地がなくなってしまいます、、、。
②プラスチックのリサイクル率
次に、プラスチックの生産後の行方について見ていきましょう。
現在、世界中で利用されているプラスチックは約25億t。冒頭でも述べましたが、その後きちんとリサイクルに回されているのは、たったの9%(6億t)です。そして残りの12%は焼却、79%は埋立、または海や森などに投棄されています。下の図がそれぞれの数量をわかりやすく表したものです。
※出典①:American Association for the Advancement of Science(2017/07/19)
この図からもわかる通り、プラスチックのゴミをきちんと分別して出していても、そのほとんどは埋立地へ運ばれて廃棄物山脈の一角になるか、はたまた自然界へそのまま流出しているというのが現実なのです。このことから、私たちが今やるべきことが明らかになったのではないでしょうか。
それは、「リサイクル率を上げること」ではありません。
"プラスチックごみを出さないこと"です。
生産量自体を減らすことや、リサイクル率を上げることももちろん重要ですが、一消費者として今すぐにどうにかするというのは、なかなか難しいです。しかし、この地球に暮らしている誰にでもできること、それは「プラスチックの利用避ける。ゴミになる原因を作らない。」ということです。
決して”すべてのプラスチック製品は悪である!”と言っているわけではありません。あくまでも、今使っているものはできるだけ長く使い続け、手放すときが来たらできるだけ環境に優しい方法や手段を考慮して処分することが大切なのです。
まとめ
今回はプラスチックごみ問題を「数字」で見てみましたが、みなさんはどのように感じたでしょうか。
私は、生産量の1割にも満たないリサイクル率の低さと、2050年後には120憶トンものプラごみが発生するかもしれないという事実にかなりショックを受けました。
この機会に、ご自身が日々どれだけのプラスチック製品を購入し、どれくらい使用して、どのように処分しているか、是非見直してみてください。
そして、このブログでもプラスチックの代替品となるグッズを何点か紹介していますので、いつも捨てているプラスチックに代わる、サステイナブルな代替品はないか探してみてください🍃
バンブーディッシュブラシで毎日の食器洗いもサステイナブルに|これからの注目素材は「竹」
みなさんは"マイクロプラスチック”という言葉をご存知でしょうか。
マイクロプラスチックとは、5mm以下のサイズになったプラスチックのかけらのことを指します。しかし、私たちが日ごろ目にするプラスチックは、ペットボトルやタッパー、ストローなどある程度大きいものがほとんどです。
では、一体どこからそれほど微小なプラスチックが生まれるのでしょうか。
マイクロプラスチックが発生する原因
実はマイクロプラスチックのほとんどは私たちの生活から生み出されたものなのです。
例えば...
①洗濯をするとき
一般的に衣服には、ポリエチレンテレフレタート(PET)をはじめとする様々なプラスチックが配合されており、それらを洗濯機で洗濯すると、その繊維がマイクロプラスチックとなります。
②洗い物をするとき
食器洗いで使う市販のスポンジは、ナイロンやポリエステルなどのプラスチックからできています。皆さんも食器をゴシゴシこすって段々とボロボロになっていくスポンジをよくご覧になっていると思いますが、実はそのカスとなったスポンジの破片がマイクロプラスチックとなり、下水を通って最終的に海まで流れているのです。
このように、生活のいろいろな場面でマイクロプラスチックは生み出されています。しかし、それらは微細なため回収が難しく、下水処理場をくぐり抜けて海まで流されてしまいます。さらに厄介なことに、どれだけ小さくても自然分解されないため数百年~数千年、つまり半永久的に海中に残ってしまうのです。
続きを読む自然に還るスマホケース⁈|見た目がおしゃれなだけじゃない。NEWスタンダードは素材にもこだわる
いま、あなたが手に持っているもは何ですか?
おそらく”スマートフォン”という答えがたくさん返ってくるのではないでしょうか。今やそれなしでは1日も過ごせないほど、スマホは私たちの生活の中心となっています。
その大切なスマホを保護する「スマホケース」みなさんはどんなデザインのどんなケースを使っていますか?
スマホケースに抱く葛藤
私のスマホは「iPhone Xs Max」というかなりレアな機種のため、専用ケースはアマゾンなどの主要オンラインショップでもなかなか取り扱っておらず、あってもパッとしないデザインばかり…。
さらに、世の中で販売されているスマホケースはほとんどがプラスチック製。そのため、割れたり汚れたりして買い替えるときに必ずあの有害な”プラごみ”となってしまいます。
エシカルな生活を志している私としては、たとえ長期間使うものだとしてもいずれゴミとして地球へ悪影響を与える存在になるものを購入するのは気が進みませんでした。
LA発の人気テックアクセサリーブランド『CASETiFY』から登場!
A Case For Our Future ~未来のためのスマホケース~
そんな葛藤の中ついに、私にとっても地球にとっても最高のスマホケースを見つけることができたのです。それは【竹を原料とした、100%生分解性(コンポスト可能)なスマホケース】です!!!
私のもとにやってきたその新入りケースがこちら。
こちらの製品には大きく5つのエコポイントがあります。
①パッケージにプラスティック廃棄物を一切使用していない
②竹を原料として作られた素材
③100%生分解性
④使用後完全にコンポストすることができる
⑤1点購入するごとに環境団体によって木が1本植樹される
色も全6種類あり、ケースに自分の名前や好きな言葉などを入れて自分だけのオリジナルケースを作ることも可能です。
環境に配慮したものでありながら、カスタマイズも楽しめる素晴らしいスマホケースだと思いませんか...♡
まとめ
スマホなしでは生活できない時代。
毎日必ず使うものにも、エシカルな選択肢が増えてきています。
是非今後スマホケースを買い替えることがありましたら、私たちの大切な地球の未来を考えてコンポスタブルな”未来のためのスマホケース”を検討してみてはいかがでしょうか。
これからは“量り売り”の時代|ecostoreのリフィル式洗剤
さあ、何から始めよう。
「地球と共に暮らす」を目標にした私はまず毎日使用するものについて見つめ直すことにしました。
キッチン用品や冷蔵庫の食品、洗剤やシャンプー類、メイク道具や歯ブラシなど、自分の部屋の中にあるものを改めて見てみると気づいたことは
「ほとんど全部プラスチックだ…。」
海の生き物たちを危険にさらし、土地を浸食し地球環境を破壊し続けているプラスチック。私の部屋の中だけでも、数え切れないほどのプラスチック製品で溢れていました。その中でも最も気になったのが、水回り。洗たく洗剤や掃除クリーナー・シャンプー・トリートメントなど…ほとんどすべての物がプラスチック容器に入っています。
そこで私は、毎日使う水回り製品からサステイナブルなものへ変えていくことにしました。
今回私がみなさんにご紹介したい素敵なブランドがこちら
人にも環境にも優しい
ブランド『ecostore』です。
このブランドでは、すべての製品に地球環境に配慮した成分を使用しており、有害/不要な化学物質を一切使わないクリーニング&ボディケア製品を扱っています。
包装材も地球に優しい素材になっており、タブレット洗剤用の箱は85%以上が再生材を使用、容器も100%再生可能なプラスチックでできています。
しかし、このブランドの魅力はそれだけではありません!!
エコストアでは量り売りを実施しており、なんと容器を持参するだけで店頭にてリフィル(詰め替え)が可能なのです!!容器は自由で専用のボトル以外でもOKです!
つまり、容器をお店に持参して好きな量を補充するだけでOK。100ml単位で購入できるので少量のお試しやリピートで大量買いも可能です。通常の詰め替え専用プラスチックゴミが出ない上に、リフィルの方が100mlあたりの価格も安いです。「お得な上に、ゴミも減らせるなんて最高すぎる、、!!」ということで今回私は洗濯洗剤とマルチクリーナーの2点を購入しました。
洗濯洗剤はリキッドタイプとパウダータイプがあり、香料もユーカリ・ゼラニウム&オレンジ・ピオニー&ローズ・シトラスなど、たくさんの種類が用意されています。(無香料もあります)
洗浄力も他の製品に劣ることなくきちんと汚れを落としてくれます。洗った後もさわやかで優しい香りがするので大満足です!
その他にも食器用洗剤やヘヤケア商品なども販売しており、使用後毎回ゴミが出てしまうような商品をリフィルで購入することができます。
まとめ
”Down to Earth”第一弾。今回はエコストアをご紹介しました。
私は恵比寿のアトレにある直営店で購入しましたが、オンラインからも購入が可能ですのでご興味を持たれた方は是非チェックしてみてください。
補充ができる量り売り販売をしている「リフィルステーション」は直営店だけでなくナチュラルローソンや銀座ロフトなどにもあります。下記URLより量り売り実施店舗一覧が載っていますのでご確認ください。
みなさんも地球のためにはじめの一歩を踏み出しませんか?
New Normalー地球のための新しい常識ー
はじめまして。
このたびは私のダイアリー『New Nomal ー地球のための新しい常識ー』に遊びに来てくださり、ありがとうございます。
このブログを通して皆さんと語りたいこと、
それは私たちが暮らす青く美しい星、
”地球”です。
近年世界各地で多発する山火事や異常気象、30年後には魚の数よりも多くなると予測される海洋プラスチック問題など、いま地球が悲鳴を上げ、音を立てながら崩れ始めていることを知り、私は行動を起こすことを決めました。
一人ひとりの力はすごく些細なものかもしれません。
「私ひとりが環境に良いことをしたとしても、世界全体で見たらなにも変わらないし、意味がないだろう...」
「環境問題なんて壮大すぎて私一人の努力で解決できるようなことじゃないし...」
「そのうち、どっかの企業がなにか革新的なモノを生み出して地球温暖化も止まるだろう」
以前の私はそんな風に思っていました。
今この瞬間、この地球上で何が起こっているのか、どれだけの生き物が絶滅の危機にさらされているのか、どれだけの森が破壊されているのか、どれだけのゴミが捨てられ燃やされているのか、
一人一人が考えて今すぐにアクションを起こさなければならないフェーズまで来ています。
さあ、今日から少しずつ変えていきませんか。
今までの当たり前を。
これからもずっと、
美しい地球に住めるように。
そんな世界を目指して、このダイアリーでは地球と皆さんの日常に彩りや優しさをお届けできる情報をシェアしていけたらと思っております。
Let's start a new journey,
DOWN TO EARTH.🌱🌏