バンブーディッシュブラシで毎日の食器洗いもサステイナブルに|これからの注目素材は「竹」
みなさんは"マイクロプラスチック”という言葉をご存知でしょうか。
マイクロプラスチックとは、5mm以下のサイズになったプラスチックのかけらのことを指します。しかし、私たちが日ごろ目にするプラスチックは、ペットボトルやタッパー、ストローなどある程度大きいものがほとんどです。
では、一体どこからそれほど微小なプラスチックが生まれるのでしょうか。
マイクロプラスチックが発生する原因
実はマイクロプラスチックのほとんどは私たちの生活から生み出されたものなのです。
例えば...
①洗濯をするとき
一般的に衣服には、ポリエチレンテレフレタート(PET)をはじめとする様々なプラスチックが配合されており、それらを洗濯機で洗濯すると、その繊維がマイクロプラスチックとなります。
②洗い物をするとき
食器洗いで使う市販のスポンジは、ナイロンやポリエステルなどのプラスチックからできています。皆さんも食器をゴシゴシこすって段々とボロボロになっていくスポンジをよくご覧になっていると思いますが、実はそのカスとなったスポンジの破片がマイクロプラスチックとなり、下水を通って最終的に海まで流れているのです。
このように、生活のいろいろな場面でマイクロプラスチックは生み出されています。しかし、それらは微細なため回収が難しく、下水処理場をくぐり抜けて海まで流されてしまいます。さらに厄介なことに、どれだけ小さくても自然分解されないため数百年~数千年、つまり半永久的に海中に残ってしまうのです。
そこで今回私は、マイクロプラスチックの生みの親である食器洗いスポンジをエコなものへスイッチすることにしました!
プラスチック不使用!
天然素材でつくられたスポンジの代替品
『バンブーディッシュブラシ』
この製品はブラシ部分が天然素材のアガヴェファイバーで作られており、1~6ヶ月間継続して使用することができます。ブラシ自体も程よい硬さで、食器の隅までしっかりと洗うことができます。さらに、持ち手が付いているため油ものを洗う時も手をベトベトにすることなく洗えるのでとっても便利です!!
また、持ち手の木製ハンドルには、孟宗竹が使用されています。この「竹」は近年エコ業界でもかなり注目を集めており、サステイナブルな素材として、歯ブラシや洋服などさまざまな製品に応用されています。
<竹を利用するメリット>
★100%天然素材
★強靭な生命力を持っているため、資源として枯渇することがない
★成長スピードが早く短期間で再生する(1日に1メートル以上伸びる品種もあります!)
つまり、
再生力が強く伐採しても新しくまた生えてくる『竹』は、絶好の持続可能素材なのです!!!
まとめ
現在、プラスチック製品の増加により竹の利用が減って、多くの竹林が放置されています。さらに、近年では竹林の拡大も問題視されています。本来、有益な天然資源である「竹」。ゴミになって永遠に地球を苦しめ続けるプラスチックをつくり出すよりも、持続可能かつ自然界に溢れる竹をもっと活用していきませんか。
あなたがプラスチックスポンジから竹製の歯ブラシやディッシュブラシへ替えるだけで竹は有効活用されるのです。
あなたのサステイナブルな選択で、地球は少しずつ良くなっていきます☺︎
Your one small step makes this planet better.
※私がブラシと石鹼を購入したサイトはこちらです。